阿修羅 ポリストーン製 塗装済み完成品
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型番:KD018 研ぎ澄まされた究極の美 緻密な計算と徹底的な観察によって生み出された究極の「阿修羅像」 阿修羅像といえば憂いを帯びた少年のような姿が特徴である。ただ凛としているだけではなく、どこか頼りなさげで中性的、そんな阿修羅像本来が持つ神秘的な雰囲気をそのまま表現した。 まぶたの薄さや目の造形にもこだわり、実物同様に微妙な角度や光の当たり具合で変わる表情を再現している。 また指の位置は本物の阿修羅像をそのまま再現することにこだわり、針金が露出したり欠損している「ありのままの姿」で造形している。 フィギュアの域を超え、造形師が文字通り心身込めて作り上げた阿修羅像であるといえる。 ■阿修羅とは? 古代インドのアスラが仏教に取り入れられた、仏法を守護する八部衆に属する守護神。 仏法の守護者が戦いの神へと変わっていったのは、いずれ帝釈天に嫁がせたいと思っていた阿修羅の娘を阿修羅には舎脂(しゃし)という娘を帝釈天は舎脂を力ずくで奪ってしまい、 それに怒った阿修羅が帝釈天に戦いを挑むことになったことに起因するという言い伝えがある。 帝釈天は配下の四天王などや三十三天の軍勢も遣わせて応戦しやがて天界を追われ、人間界と餓鬼界の間に修羅界が加えられたともいわれる。 このように争いの耐えない状況を「修羅場」と呼ぶようになった語源にもなっている。 【各部名称】 ○三面六臂(腕の名称) 第一手(前で合掌) 第二手(左右に開いて手のひらを天に向けてる) 第三手(手前向き) 正面の顔:仏の教えに出会った瞬間(驚きと嬉しさのまじった表情) 左側の顔:今までの自分を後悔している姿 又は 過ちを認めきれない姿(唇をかみしめている表情) 右側の顔:人間界を哀れんでいる姿 又は 懺悔(ざんげ)をしている姿(悲しげな表情) 洲浜座(すはまざ)という海岸の波土際を思わせる台座に立ち、板金剛(いたこんごう)と呼ばれる草履を履いている。 衣の模様は宝相華(ほうそうげ)という空想上の植物で、牡丹や蓮などの植物を部分的に取り入れ、唐草風に表現し、吉祥の花、文様として扱われている。 【造形師】 木下隆志(海洋堂) 1988年、ガレージキット黎明期を経てメーカーとして確立した海洋堂に造形師として参加。 以来30年間、海洋堂所属の造形スタッフとして第一線で活躍する。 実物 と見間違えるほどリアルな造形を得意とし、ウルトラマンなどのキャラクターから昆虫や恐竜など幅広いフィギュアの原型製作を手掛けている。 近年では海洋堂 が企画するカプセルトイシリーズ「カプセルQミュージアム」でメイン造形師として活躍している。 サイズ 全高:約400mm
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